最近仕事の調子が出ない、落ち込むことが増えた気がする、もしかしてうつ病?と思ったときに、とりあえず自己チェックだけしてみたいということはないでしょうか。ここではうつ病かも?と思った方のために、チェックすべき4つのポイントをまとめています。この記事を参考にして、自分がうつ病の可能性があるかどうかチェックしてみてください。
睡眠は?
うつ病と言われたとき気分の落ち込みばかりイメージしてしまいますが、睡眠など体の調子にも良くない変化が出てしまいます。うつ病になると睡眠が安定しないことが多いです。
・寝つきまでに時間がかかる
・睡眠が浅く夜に目が覚める
・早く目が覚めることがある
・逆に眠りすぎることがある
などの項目に当てはまる方は、要注意です。スムーズに眠りに入ることができているのか、寝た場合満足に朝まで眠れているのか、という点がチェックポイントです。また、眠れていればいいというわけでもなく、体がだるく妙な倦怠感が抜けなくなって寝すぎてしまうということがあります。
食事は?
食事の量や食欲は以前と変わりがありませんか?食べ過ぎてしまうことが増えた、逆にほとんど食欲がなくてあまり食べることができていない、などということはないでしょうか。また、食欲はあるものの、以前はおいしく食べられていたものをおいしく食べることができなくなった場合、要注意です。食欲が変化したかどうかわからないという方は、自分の体重が極端に増える、または減っていないかチェックするといいでしょう。食べ過ぎている場合体重が急増しているでしょうし、運動量の割に体重が激減している場合はあまり食べることができていないことがわかります。
精神面は?
精神面で自分に変化があるかチェックします。具体的な内容としては
・落ち込んで悲しい気持ちになる
・自分に価値がないように感じて責めてしまう
・死にたいと思う
などです。いわゆるうつ病のイメージに当てはまるのではないでしょうか。このような気持ちになることが多い場合は、うつ病の疑いが強まることになります。
普段の行動は?
普段の自分の行動で以前に比べて何か変化があったかチェックしてみましょう。
・集中力がなく注意散漫になる
・以前は好きだった趣味などに興味を持たなくなった
・エネルギーがなくなって家事などをすることをおっくうに感じる
・動きが遅くなった
・落ち着かずそわそわしてしまう
これらの項目の中でも特に、以前好きだったものに興味を持てなくなったこと、動きが遅くなること、エネルギーがなくなったと感じることに当てはまる方はうつ病の疑いがあります。うつ病によってエネルギーがなくなり、様々なやる気がなくなってしまっています。
うつ病かも?と思ったら専門機関に相談を
うつ病かも?と思ったときには、自分の睡眠、食事、精神面、普段の行動に焦点を当ててストレスチェックをするといいでしょう。これらのチェックポイントを考慮したうえでやっぱりうつ病だと思ったら、専門機関に相談することをおすすめします。カウンセリングや投薬治療を受けることによって、うつ病の治療をすることができます。専門家に頼ることは悪いことではありません。悩んだときは一人で問題を抱え込もうとせずに、専門機関に相談することが大切です。