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カウンセリングと座る位置の、切っても切れない関係とは

カウンセリングの人気Posted 2016.10.12

    もしあなたがカウンセリングを受けようとする時には、少なくとも心が苦しかったり、考え過ぎて気持ちを持て余していたり、既に心に圧を感じているはずです。人と接する事がツライ中、カウンセラーとはいえ、いわば“他人”に、頑張って会いに来るだけでも相当の労力を費やしている状況です。

    そんな「ガチガチ」の状況で来たクライアントの緊張感をほぐすか与えるかは、カウンセリングルームに入ってすぐ行われる“座る”場所に大きく左右されると言っても過言ではありません。そこで、カウンセリングを始める前の重要なセンテンス、「座る位置」についてお話ししていきます。

    人と人~座り方の種類

    1対1で座る方法には、3種類あります。それぞれの特徴とはどんなものなのでしょうか。

     対面法

    真正面に座る方法です。会社の面接などによく用いられる方法であり、相手の視線をダイレクトに受け、視線をそらしにくいことから、緊張感が最も高まる座り方であると言えます。又、お互いが全く別の景色を見ていて共通のものを見る事ができません。

    90度法

    90度、もしくは120度の角度で座る方法です。相手を見る事もでき、その視線をそらし、お互いの共通の物事を見る事ができ、一番リラックスできる座る位置です。L字型ソファや、椅子のみの場合は、ハの字に置いて座るとこの角度になります。

     平衡法

    横並びで座る方法です。一番信頼度が無ければできない座り方である為、恋人同士や子供へ接する時に用いられる方法です。距離の近い関係性の時に用いられる為、カウンセリングの場においては、少し接近しすぎる方法と言えます。

    緊張しすぎても、親密過ぎても・・・

    カウンセリングに来たクライアントは、冒頭でもお話ししたように、疲れ切った状態である上に初めての事なので、極度の緊張状態だと言えます。ですので、クライアントに先に好きな場所に座ってもらい、カウンセラーが良い場所に後から座るのが、最もスムーズに理想の角度をとる事が出来る方法です。

    前述の座り方において、一番理想的なものは、もうお気づきかと思いますが、「90度法」であると言えます。このように、座る位置で気を付けなければならない事は、「視線」と「パーソナルスペース」です。

    クライアントにとっては、適度に視線を外せ、共通の話題もでき、かと言ってプライバシーには積極的に触れない事で、適度で心地よい距離感を保つことができます。もう一つ付け足すならば、クライアントの心臓に近い左側に座ると、本能的に大事なものを守ろうとするのか、緊張感が増すそうです。ですので、クライアントの右側に座る方がより好ましいと言えます。

    そして、90度法には、カウンセラーにとってもメリットがある座り方なのです。カウンセラーとクライアントの間には、もちろん信頼関係を築く事が不可欠ですが、もう一方で患者の治療でもある為、表情などを逐一確認する必要があります。その為表情の変化をとらえるためには、「平衡法」では不都合が出てしまいます。又カウンセラーは、クライアントに入り込み過ぎないように、カウンセリング時間をきっちり守る事が肝要です。その為時計の目視確認が必要である為、対面法ではカウンセラーも何かとやりにくいという事です。

    最後に

    カウンセリングにおける座る位置、いかがでしたか?カウンセリングに限らず、コミュニケーションの1つの技としても使えますので、ぜひ試してみて下さい。

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