カウンセラー.xyz

カウンセリングと机の大切な関係

カウンセリングの人気Posted 2016.11.14

    人間関係では、相手との距離というものがとても重要です。ビジネスの世界では、座る位置によって上下関係が決まっていて、地位が高いほど上手(こちらから見て左側)、地位が低くなれば下手(こちらから見て右側)となり、部下はこの座席位置を把握して動けるかどうかで、ビジネスマナーを知っているかどうかを判断されます。

    又、心理学的なところで言うと、パーソナルスペースと言って、近づける距離によって相手との親密度もわかります。あまり親密でないのに、ものすごく近くに来られるとかえって不信感を抱くこともありますし、夫婦や恋人同士なのに遠い距離だと寂しく感じたり、相手との関係を考えるとき、その距離は非常に重要な意味を持ちます。

    そこで、一般的な関係とは少し違う、カウンセラーとクライアントとの位置関係を、机の位置を参考に考えたいと思います。

    カウンセリングにおける机の形や座席について

    病院で、医師と患者が話をするテーブルであれば、レントゲン写真が見やすいような仕様になるでしょうし、又横になった患者の診察をする事が多いのなら、すぐに動けるような机が必要になります。

    そう考えると、カウンセリングの場合、何を中心に机の形状を考えればよいでしょうか。カウンセラーとクライアントは、信頼を軸につながっていますが、家族や親友、恋人ではありません。クライアントがカウンセラーに怒りや悲しみをぶつける場合もありますし、カウンセラーがクライアントに手厳しい事を話すこともあります。

    カウンセリングで一番中心に考えなければならないのは、クライアントが感情を出しやすい環境づくりをする事です。夫婦や恋人同士のように近距離では緊張してしまい、出てきた感情を出しにくくなってしまいます。かと言って遠すぎると、信頼できるカウンセラーかどうか判断がつかず、本当の気持ちを出しにくくなります。又、クライアントとカウンセラーの視線が、常に合うような対面形式だと、クライアントが目をそらせて息を抜く時が無く、疲れてしまいます。

    ちょうどよいのは、カウンセラーとクライアントが少し斜めになるようなL字型の机で、近からず遠からずの距離を保てるような幅の机が一番適していると言えます。

    カウンセリングルームを作るなら

    カウンセリングを行う際、カウンセラーの技術などももちろん重要ですが、カウンセリングルームの環境を整える事も同じぐらい重要です。

    隣の部屋に小さい子供がいて、終始泣いたりわめいたりしていたり、ケンカの絶えない夫婦が住んいたり、聞こえてくる音に気を付けて部屋を選ばなければなりません。又近くに飲食店があり、日がな一日濃い食べ物のニオイがするような環境だと、クライアントが集中できないため好ましくありません。

    又、机と同じぐらい椅子の選び方も大事です。固すぎず柔らかすぎず、高すぎず低すぎず・・・というと非常に選択肢が狭くなりますが、基本は大人が座ってちょうどいい椅子が好ましいです。もちろん簡易すぎるパイプいすなどは、金属の冷たさがリラックスを妨げる場合がありますので避けなければなりません。

    最後に

    意外に重要な、カウンセリングの環境づくりについてお話ししてきました。カウンセリングでは、クライアントのリラックスが何より優先されます。部屋は安くても、クライアント重視の清潔感のある部屋が、一番適していると言えます。

    カウンセラー  カウンセラー
    PAGE TOP