カウンセリング実演のためのロールプレイの効果と応用方法

カウンセリングのロールプレイの実演と効果

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カウンセリング実演のためのロールプレイの効果と応用方法

ロールプレイとは、カウンセリングを体験学習するための手法です。
カウンセリングについて勉強する場合に、一人がカウンセラーの役となり、もう一人がクライアントの役となって実際にカウンセリングを行うことが、ロールプレイの代表的な例です。

ロールプレイの効果

カウンセリングの勉強においてロールプレイを実施することは多くの効果があります。

学んだ知識や技術を試すことができる

ロールプレイでは自分が学んできた知識や技術を試すことができます。講義やテキストで学んだことを試すことで、自分のスキルとして向上させることができます。
実際にロールプレイで使ってみることで、気が付かなかった問題点や難しさなどを発見することもできます。

臨床の予行演習ができる

ロールプレイを行うことで、実際のカウンセリングの現場で発生する様々な事例について、予行演習をすることができます。
カウンセリングの代表的な事例についてあらかじめロールプレイをしておくことで、実際の臨床の前にあらかじめ慣れておくことができます。
それによってカウンセリングの臨床の場で緊張したり、あがってしまうことを防止できます。

繰り返しや修正が可能

実際の臨床の現場では、それぞれの臨床の機会は一度きりです。成功しても失敗しても、そのカウンセリングは一回だけです。
ロールプレイであれば、難しい事例や珍しい事例を何度でも繰り返して体験することが可能です。
また、一度ロールプレイを終えても、そのロールプレイを終えた後に、よかった点や改善すべき点を検討し、修正を加えるために再び同じ状況を再現することができます。
繰り返しや修正を重ねることで、様々な事例に対し適切なカウンセリングを行う能力が身に付きます。

クライアントの立場に立てる

ロールプレイでカウンセラーがクライアントの役をすることで、クライアントの立場に立ってカウンセリングを経験することができます。
それによって、クライアントの立場からみたカウンセリングの良い点や悪い点、カウンセラーにどんな態度や振る舞いをとってもらいたいかなどを把握することができます。
クライアントの役を演じる際は、できるだけその役に集中し、熱意をもって演じることが重要です。
そうすることで、カウンセラーとしてクライアントにどんなことをしてあげられるか、どうあるべきかなどを自然と考えられるようになります。

現場に強くなる

ロールプレイの状況や役割に集中することで、実際にカウンセリングの臨床の場に臨んでいるような緊張感を得ることができます。
その中で、目の前の事例のカウンセリングに全力を注ぐことで、実際の現場に対する適正を獲得していくことができます。
また、ロールプレイの中で刻々と変化していく状況に対処していくことで、実際の現場で活用することができる、発想力や応用力などを身に着けることができます。

ロールプレイの応用

カウンセリング学習のロールプレイは、カウンセリングの練習以外にも活用されています。
企業などの人事管理において、上司と部下の関係の改善を促す場合などに、部下が上司の役を行ったり、逆に上司が部下になってみるなどのロールプレイを行う場合があります。
また、病院などにおいて、医師と患者の間でそれぞれの役割や立場についての相互理解を促進するために、体験学習としてロールプレイを導入する試みもあります。

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