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カウンセリングにおけるロールプレイの方法と配役のポイント

カウンセリングの人気Posted 2017.03.17
    カウンセリングロールプレイの配役

    カウンセリングの演習として行うロールプレイの方法についてです。

    配役について

    二人一組のペアを組み、一方がカウンセラー役を担当し、他方がクライアント役を担当します。
    三人以上いる場合、もう一人が観察役を担当する場合もあります。観察役はロールプレイ中は口を出さず、終了後に客観的な立場から感想を述べます。
    ロールプレイの一回目が終了したら、担当する役割を交換し、全員が全ての役割を体験できるようにします。
    ロールプレイの担当者がカウンセリングという概念自体に慣れていない場合、カウンセラーとクライアントという関係ではなく、単に聞き手と話し手という役割で設定する場合もあります。
    その場合は、あまり厳密な配役は意識せず、観察役に相談したり、他の人が協力する場合もあります。

    配役におけるポイント

    それぞれの配役の担当者は、出来る限りその配役になりきってロールプレイを行うようにします。
    カウンセラー役であればそれらしく振舞い、クライアント役であればそれに徹するようにします。
    カウンセラー役は普段の勉強をそのまま活用する立場になるので、演じる際は特別な意識は比較的要求されません。
    クライアント役はけっこう難しく、普段のカウンセリングについての知識を一旦脇にどけて、素人として演じる必要があります。
    また、クライアント役はカウンセリングの最中に自分が感じたことや思ったことを、できるだけロールプレイの中にフィードバックすると、充実した演習になります。
    例えば、カウンセラー役の口調や態度に反感を覚えた場合は、それをロールプレイの中で言葉にしたり、態度で表すようにします。
    カウンセラー役はその行動を受けて、自分のカウンセリングや行動を修正する機会を得ることができます。
    観察役の重要な仕事は、ロールプレイを演じる者の態度や行動に表れる、非言語でのメッセージをできる限り見逃さずに観察することです。
    建前の言葉には表れない、声の大きさや調子、貧乏ゆすりなどの態度に表れるメッセージを観察します。

    時間について

    実際のカウンセリングは1回に1時間程度の時間を取ります。できる限り現実のカウンセリングに近づけるためには、ロールプレイでも同程度の時間を確保することが望ましいと言えます。
    もっとも、配役を交代して数回ロールプレイをする場合や、ロールプレイ自体にづ慣れな場合など、1回に多くの時間を割くことが難しい場合もあります。
    その場合には、状況をコンパクトに限定して、1回30分程度でロールプレイを実施すると負担が減ります。

    記録について

    ロールプレイを実施している間にメモをとったり録画をしたりして、演習の様子を記録しておくと学習に非常に役立ちます。
    特に映像として録画する方法は効果的です。ロールプレイ後の検討会において、映像と音声の両方で様子を確認することができるので、思い込みや勘違いをすることなく検討に集中することができます。
    映像で確認することで、役割を演じた本人も自分の行動や言動について客観的に観察することができます。
    自分の行ったことを映像で確認することは、恥ずかしかったり負担が大きい側面もありますが、そこから学べることは数多くあります。
    映像などでロールプレイを確認する際に重要なことは、各役割の担当者が、その場面で自分が抱いていた感情や気持ちをしっかりと思い出すことです。
    記録では外面からわかるものしか再現されないため、内面の出来事については振り返って思い出してみる必要があります。。

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