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カウンセリングにおける双極性障害を扱った映画2選

カウンセリングの人気Posted 2017.04.06
    双極性障害がテーマの映画

    映画の内容として双極性障害を扱った作品についてです。

    世界にひとつのプレイブック

    同名の小説を原作とするコメディー映画です。
    第85回アカデミー賞において、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、編集賞の8部門を受賞しました。
    この映画は、双極性障害の男性がそれを乗り越えて幸せを見出していく、というストーリーです。
    これは映画の監督から、重度の双極性障害である自分の息子への励ましのメッセージともなっています。
    元高校教師の主人公のパットは、妻の不倫が原因で心身のバランスを崩します。激怒した彼は、不倫相手に大怪我を負わせて逮捕されてしまいます。
    精神鑑定で双極性障害とされ、治療やカウンセリングが必要と判定されたパットは、刑務所ではなく精神病院に収容されます。
    パットが収容から8ヶ月後に退院したときは、彼は高校教師の仕事を失い、妻との離婚が成立しており、裁判所からは接近禁止命令も出されていました。
    全てを失って両親の家に同居することになったパットでしたが、両親の反対を押し切って、復縁のために元妻に毎日連絡を取ろうとします。
    ある日パットは、友人の義妹のジェニファーと知り合います。ジェニファーは新婚早々に警官の夫を失ったことをきっかけに、奇怪な行動を取っては周囲の人間を困らせ、セラピーを受けている人物です。
    自分の人生を取り戻すために、得意なダンスコンテストに出場することを決意したジェニファーは、パットに行為を抱き、ダンスのパートナーに誘います。
    最初は元妻と連絡が取れることを条件にダンスの特訓を始めたパットでしたが、両親の財産トラブルなどの出来事をジェニファーと協力して乗り越えるうちに、お互いを離れがたい大切なパートナーと認識していきます。
    不幸な出来事をきっかけに全てを失った男女が、人生と愛を取り戻す温かいストーリーを、ユーモア溢れる演出で描いた完成度の高い映画です。
    主人公のパットの行動や言動、そして父親の行動を通じて、双極性障害の症状や特徴も丁寧に描写しています。

    アントキノイノチ

    さだまさしの小説を原作とする日本の映画です。
    主人公の杏平は、高校時代の人間関係と事件をきっかけに心が傷つき、双極性障害を発症します。
    カウンセリングや治療を重ねて症状が安定してきた杏平は、父の仲介もあって、遺品整理業者のクーパーズで働き始めます。
    遺品整理業者は、単に亡くなった人の遺品を整理するだけでなく、人の死の現場や人生と向き合うことが必要な、責任の重い仕事でした。
    先輩のゆきも、高校時代の暗い出来事をきっかけに男性に恐怖を感じるようになり、手首にリストカットの跡がありました。
    ゆきやリーダーの佐相から仕事を教わりながら、遺品整理業に慣れていった杏平ですが、ある現場での作業中に、自身のトラウマとなった高校時代を思い出して衝撃を受けます。
    この映画の重要な要素である遺品整理業者のクーパーズは、そのモデルとなった実在の会社があります。クーパーズの名前や制服は、その会社に似せたものです。
    そして、映画の主要な出演者は、その会社で本物の依頼を受け、実際の仕事の体験をしました。その仕事の体験が、映画での自然な演技につながっています。

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