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大人の発達障害のカウンセリング手法とは?精神疾患との違いは?

カウンセリングの人気Posted 2017.04.08
    大人の発達障害とカウンセリング

    発達障害は、脳の機能の一部に生まれつき障害があるために生じると考えられる状態のことです。
    発達障害の代表的な例としては、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如多動性障害などがあります。
    かつて発達障害は主に子供の障害として捉えられていましたが、大人の発達障害とは、成人してからはじめて発達障害と診断されることをいいます。

    大人の発達障害の特徴

    発達障害は後天的に病として発症するものではないため、大人の発達障害とは、子供の時にその状態になっていたにも関わらず、何らかの理由で診断されずに成人を迎えた場合をいいます。
    大人の発達障害が見過ごされやすい理由は、その特徴と関係があります。

    後天的な精神疾患と混同されやすい

    大人になるまで見過ごされていた発達障害の場合は、社会生活においてトラブルや困難が生じた際にカウンセリングや精神科などを受けて、他の精神疾患と誤って診断される場合もあります。
    それによって薬を飲んでも症状が悪化したり、精神療法が効果的でないなおどの弊害が生じます。発達障害に詳しい専門家の診断でようやく判明する場合もあります。
    逆に、職場や周囲から精神疾患を懸念されて受診したところ、発達障害が見過ごされていたことが判明する場合もあります。
    症状が中々改善しなかったり、カウンセリングなどの療法が著しく効果的でない精神疾患の裏には、それまで見過ごされていた大人の発達障害が存在する場合があります。
    治りにくい精神疾患などの背後に大人の発達障害が存在することを、重ね着症候群ともいいます。

    知能が高い場合が多い

    知能の発達に問題がないタイプの発達障害の場合、他に目立った特徴がなければ、子供の頃に発達障害とは疑われない場合があります。
    その場合は、学校生活などで少し浮いた感じはするものの、目立ったトラブルもなく、特に成績も良い場合は、少し変わった子と思われる程度で、発達障害とは気づかれずに成長を重ねていきます。
    成人して職場で働くなど、密度の濃い人間関係や責任の重い立場になってはじめて、社会的な暗黙の常識やルールを理解できずに孤立したり、トラブルに巻き込まれる場合があります。
    それを解決するために診断を受けてはじめて、本人も周囲も大人の発達障害であると気が付くことがあります。

    大人の発達障害にみられる行動

    発達障害はその種類によって際立った特徴やカウンセリングなどの治療法は異なりますが、代表的な行動としては以下のものがあります。
    その場の空気や雰囲気を読むことができない、段取りをつけて仕事をすることが苦手である、うっかりミスや忘れ物が多い、机や持ち物の整理ができない、用事や約束事を忘れてしまう、などです。
    こうした行動はときどきは誰にでも有り得るものですが、大人の発達障害の場合は、ときどきではなくいつも、こうした問題に悩まされているのが特徴です。
    こうした問題は実は幼少期から起こっていたことですが、本人も周囲も見過ごしていた結果、就職して初めて問題が表面化することが多くあります。
    その結果、大人の発達障害であると気が付かないまま自分自身について悩み続けることで、うつや不安など、発達障害とは別の症状を発症する場合もあります。

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