毒親の特徴とカウンセリング治療方法は?学習におすすめの書籍3選

毒親と過干渉とカウンセリング

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毒親の特徴とカウンセリング治療方法は?学習におすすめの書籍3選

毒親とは、子供を過剰にコントロールして支配しようとしたり、暴言や無関心などを繰り返すことで、子供にとって毒となるような悪影響を与える親のことをいいます。
毒親の影響を受ける子供は、それに対して無意識に負担や抵抗を感じます。なんとなくやる気がでなかったり、人間関係を健全に構築できないなど、社会生活における支障の原因となります。
毒親には様々なタイプがあります。カウンセリングなどで改善を図る場合にも、どのような行動や思考から毒親に陥っているかは重要な要素です。代表的な二つの例についてです。

過剰に子供をコントロールしようとする毒親

子供の行動や人生の進路など、子供に関する事柄を自分の意のままにコントロールしようとする親のことです。
子供が自分の思い通りになることを当然のこととして認識し、子供がそれに異を唱えたり反抗したりすると、脅したり、激昂したりすることで、子供の決定や行動を妨げます。
このタイプの毒親にとっては、自分が子供に期待することが最も重要な事柄のため、子供が心から望むことであっても、それが自分の望みと一致しなければ不満を抱きます。
子供が自分のコントロール下において達成することは喜んだり褒めたりしますが、それは本当に子供を祝福しているのではなく、自分の思い通りになったことを喜んでいるにすぎません。
子供をコントロールしようとする親の性格的な特徴は、非常に自己中心的であることです。
コントロールしようとする心理の根源にあるものは、自分自身の人生に対する潜在的な不満や失望、不安などです。
子供のコントロールに成功することで、自分の中の不満や不安を解消しようとします。本人はそのことを自覚していない場合が多く、子供のために行っていると思い込んでいます。
子供が自分のコントロールに従わない場合の行動は様々ですが、思い通りにならないことに腹を立てて子供に行う行動が、肉体的な暴力や精神的な暴言にあたる場合もあります。

過干渉によって子供を息苦しくさせる親

毒親による子供に対する過干渉には、様々な要因があります。一つは、自分の子供を含めて、自分以外の他者から拒否されて一人になることを恐れていることです。
このタイプは子供を安心させるのではなく、子供に過剰に干渉したり世話を焼くことで、自分自身を安心させています。
子供が自分の干渉に従わない場合は、自分が取り残されたような気になって非常に不安になるため、子供に極端に絡みついたりしがみついたりすることで、子供に大きな圧力をかけます。
次のタイプは、子供は自分のものであり、自分の思い通りにするのは当然と考えている場合です。
子供を自分の私物であるかのように考えているので、子供が自分と異なる考えや好みを持つことを認めることができません。
過干渉の毒親は子供が自分の手の中から巣立っていくことを無意識に恐れるため、子供が独立した一人の個人として行動しようとすると、それを全力で阻み、子供の努力をくじこうとします。
自分の干渉を子供が否定した場合、毒親は大げさに嘆き悲しんだり、子供をなじったりすることで、子供に罪の意識を抱かせます。
本来自分を守り、導いてくれるはずの親から独立心を挫かれた子供は、自分に自信を持つことができなくなったり、自分の将来や夢などに極端に無関心になったりします。

毒親についてもっと詳しく学びたい!おすすめの書籍3選

毒親に関する知識や対策を学ぶことができる書籍についてです。

不幸にする親―人生を奪われる子ども

D. ニューハース 著
講談社 (2008/1) / 単行本 278ページ
臨床心理学の博士であり、家庭問題を扱う心理セラピストとして、親の不健康なコントロールや虐待を受けた人のカウンセリングで活躍する著者の本です。
決断することができず物事を中々決められない、なぜかいつも損な役回りを引き受けてしまう、などの生活上の問題について、その根源を子供時代の傷に求めます。
親の過剰な支配が人生を蝕むトラウマとして作用していることに気が付き、支配が支配を生む不幸の連鎖を自分の世代で断ち切ることを目的としています。
子供に悪い影響を及ぼしてしまう親のタイプを8つに分け、かまいすぎて子どもを窒息させる親、常に自分の都合が優先する親、責任を果たせない親など、タイプ別に傾向と対応策を提示します。

毒になる母 自己愛マザーに苦しむ子供

キャリル・マクブライド 著
講談社 (2015/10) / 文庫 272ページ
毒親のうち、自己愛が強すぎる母親とその娘の関係に注目してまとめられた本です。心理療法士として25年以上カウンセリングで活躍し、結婚と家族問題についての専門家である著者によるものです。
自己愛の母親とその娘の特徴について詳しく記されており、父親の立場や恋愛関係に及ぼす影響なども記載されています。
自己愛が強すぎる母親の束縛から逃れて、本当の自分自身と人生を取り戻すための指針が記されています。
著者自身も自己愛の強すぎる母親からの影響に苦しんだ一人であり、同じ悩みに苦しむ読者への勇気と励ましが伝わってくるような内容です。
母親の自己愛度を知るチェックリストで母親からの自分への影響度を知ることができ、回復のための5つのステップを実行することで、セルフカウンセリングをすることもできます。
毒親についての知識だけでなく、セルフチェックやケアも行うことができる本です。

毒親からの完全解放 本当の自分を取り戻して幸せになる7つのステップ

影宮 竜也 著
アチーブメント出版 (2014/10) / 単行本 288ページ
毒親専門のカウンセラーとして親子問題の解消のために尽力し、カウンセリングスクールの代表を務める著者の本です。
著者自身も実の母親との壮絶な裁判を経験し、三十年以上の毒親の支配から脱出したという経験を有しています。
300人以上の人々を毒親から解放してきたカウンセラーが提示する7つのステップによって、自分を取り戻し自由になる方法を探る本です。
終わらないマイナス思考やなぜか上手くいかない人間関係など、生きづらさの原因の多くは親との歪んだ関係の影響によるものだと捉え、子供を自分の思い通りにしようとする歪んだ心を分析していきます。
毒親のパターンをネグレクト、過干渉、精神的虐待、肉体的虐待、性的暴力の5つに分けて解析しており、行動の傾向やそれによって受ける影響を知ることができます。
著者自身がその影響に苦しんだ、良心の呵責を感じることのないサイコパスの精神病質についても触れられています。
毒親をパターンに分類することによる知識の整理と、毒親の悪影響をいかに断ち切って自分の人生を歩んでいくかの実践について、バランスよくまとまっています。

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