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カウンセリングの場面構成と初回の終結のコツ

カウンセリングの人気Posted 2017.03.17
    カウンセリングの場面構成と初回の終結のコツ

    場面構成とは、カウンセリングを開始する前にカウンセラーとクライアントの間でカウンセリングに関する事項について合意をすることです。
    適切な場面構成はカウンセラーとクライアント双方の負担を軽減し、良好な信頼関係を維持し質の高いカウンセリングの実施に資するものです。
    場面構成はカウンセリングの開始時に行うのが通常です。契約書を交わすという形で行う場合もあります。

    場面構成に関する事項

    場面構成に関する事項としては、カウンセラーの自己紹介、カウンセリングについての簡単な説明、簡単なカウンセリングの方法、場所、時間、期間、カウンセリングで達成すべき目標、守秘義務、注意事項、などがあります。
    自己紹介やカウンセリングの説明などは、クライアントの緊張をほぐしたり、スムーズに話を続けるために盛り込む事項です。
    場所や時間、守秘義務などはカウンセラーとクライアントのトラブルの防止や利益の保護のために盛り込む事項です。

    場面構成のコツ

    場面構成はカウンセリングの冒頭に行うのが一般的ですが、必ずしも最初にしなければいけないものではありません。
    クライアントが急いでいる場合や、すぐに本題に入りたくてうずうずしている場合などに、場面構成にこだわって時間を消費することは、良い結果にはつながりません。
    クライアントの状態や面接の進行などに応じて、カウンセリングの色々な段階で適時行うことも有効です。
    また、口頭で場面構成について長々と説明することは、クライアントの集中力やカウンセリングへの意欲を削ぐ場合もあります。
    口頭での場面構成は、カウンセラーの自己紹介やクライアントの緊張をほぐすなどの必要最小限のものにとどめ、後は書類などにしてまとめるという方法もあります。

    初回の終結

    場面構成の説明を済ませて面談に入り、初回のカウンセリングが終了した場合は、カウンセリングが終結した旨をクライアントに伝えることになります。
    終結に決まった形式はありませんが、時間がきたので終了という旨を伝える方法がわかりやすく切り出しやすい終結の方法の一つです。
    終了時間が間近に迫っているにも関わらず、クライアントが気持ちよさそうに自分の話に集中しているような場合は、無理に時間の終了を伝えると機嫌を損ねるなどの弊害が生じることもあります。
    終了時間の10分前になったら、あと10分ですねと伝えるなど、あらかじめ終了時間についてのアナウンスをさりげなく会話に混ぜておくと良いです。

    終結のコツ

    場面構成でカウンセリングの時間やルールなどについて定め、それをカウンセリングの終結の前までに伝えておいたにも関わらず、クライアントがそのルールを破ってしまった場合、終結の際にそのことに触れておくことも大切です。
    叱ったり怒ったりする必要はありませんが、次回以降のカウンセリングをスムーズに実施するためにも、注意を促しておく必要があります。
    カウンセリングの終結を切り出す際に、時間を伝えるだけではなんとなく収まりが悪い場合は、初回のカウンセリングの良かった点などをコンパクトにまとめて伝えると良いです。
    また、次回の予約についてのアナウンスがない場合、クライアントはカウンセラーに嫌われているのではないかと思う場合があります。そのため、次回の予約についても軽く触れておくと良いです。

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