必見!カウンセラーを目指す方へ「泣くこと」による人間の心理的作用

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必見!カウンセラーを目指す方へ「泣くこと」による人間の心理的作用

心理学者が研究し続けている「泣き」の研究

大人になって、社会に出て「上司に怒られた」からといって、「泣く人」はあまりいないと思います。感動する映画も見て泣くとはまた違って「悲しくて、悔しいくて、泣く」場面、最近ありましたか?先輩や上司に怒られても現代の若い子は泣くという感情より先に、相手の事を批判したり、自分はこう思うのに…と同情してくれるひとに上司の影口を言うことが多いと思います。でもその泣くという行為は「ストレス発散、解消するもの」だということが医学的にも証明されており、「泣く」ことは恥ずかしいことではなく「ストレス除去」につながることが最近、みなさんにも理解されてきたようです。今回は特に青年や成人が泣く経緯に注目された事例をご紹介します。この研究は、教育心理学研究者、橋本巌氏のプロジェクトチームにより公表されたものです。

「泣く」ことは感情表現のレパートリーの1つ

発達における情動の機能や、情動調整、制御(内的・社会的)の獲得をする上で「感情によって泣くこと」は重要な領域であると述べています。これまで感情研究や感情表出のテキストにおいてさえ、「泣く」というテーマに関する有意な情報は困難と言われてきました。泣きは生理的で重要な子みたににコミュニケーション手段であり、乳幼児にとっては重要な愛着行動(例えば赤ちゃんがお腹が空いたら泣く)の一つです。泣くことは、また私たちの生涯見られる感情表出であるが、反面でストレスの無防備さを示す「幼い」反応、また弱さを露呈する回避的対処方法とみなされています。その抑制獲得を発達早期から獲得できる環境を重視する見方があるとの報告もされています。社会化の課程における感情のコントロールを促す大人からの働きかけが関与し、泣くことでできるだけ自己抑制しようという意識を植え付ける。実際に、他者に涙を見せないだけでなく、辛くても涙が流れなくなりもする。一方、成長段階において、感動や他者への共感のゆえに涙が流れるような傾向も獲得されます。これら、感情的レパートリーの豊富化とともに泣いた結果として気分のかいぜんが徐々に経験され、このような情動経験による適応的経験は、むしろ望ましい獲得と考えられ、泣くことは、心身の健康増進にとって重要であると報告されています。

「自分ひとりで泣く」「他人の前で泣く」

一般に大人になると他人の前では感情をあらわにし泣くことをしなくなりますよね。研究結果でも他者の前では感情表出を抑制しやすく、一人で泣く時が最も感情表出が抑制されにくいことが見いだされています。他者の前で泣くにもその人との信頼関係があってこそその抑制が緩和されて、泣くことで、そこで起こった問題はすぐ解決されそうですよね。しかしあまり親しくない人の前では私は泣かない!という感情がでてきます。他者の前で抑制された泣きの表出や、抑制された感情は、どこへ行くのでしょうか?どうしても抑え等のない感情を泣くことで表出せざるを得ないとき、私たちはどうすればいいのか。「一人で泣くこと」のの調査によればせいじんがもっとも「自分が泣きそうだ」と想定する事態であるにも関わらず、実際に起きた泣きのエピソードに状況選択の在り方やその影響にに関与することについては検討されていないそうです。まず、泣くこと自体は、対処方策というよりももともとストレス反応であると考えられています。そのような自分自身の泣きを、他者の前で表出することや、他者の目から隠そうとすることは、どのような積極的なストレス対処とかんれんするのだろうか。それとも、一人で泣くことは、消極的、回避的ストレス対処の高いものの方が示しやすいのか、それにより、特に「ひとりになって泣くとの適応能力・対人的は情動制御としての意味がより明確になるだろう。

「泣くこと」による自己の心理的変化

・スッキリとした気分になった

・落ち着いて物事を考えることができるようになった

・心の中にあった不快な気持ちが軽減した

・心の中の混乱した感情が整理され、気持ちの切替ができた

・自分の悩んでいたことが小さなことのように感じた

・今までとは違った新しい考えができるようになった

・小さなことにクヨクヨしなくなった

・いろんな人に支えられていると感じるようになった

・あきらめることの大切さを知った

・泣いても何も解決できないことがわかった

どうでしょう?泣いてる自分を客観視でき、また新しいリソースを獲得できましたね。最近、話題を集めている「涙活」「涙活」は、意識的に泣くことでストレス解消を図る活動です。しかし、ただ泣けばよいというわけではなくリラックスして「感情開放の涙」を流すことが大切です。感情開放の涙は、自律神経の働きによることはもうすでにご存じだと思いますこの自律神経の1つ「副交感神経」の働きによるものです。感情によって涙が流れると、脳から分泌されるホルモンの「プロラクチン」や副腎皮質刺激ホルモンの「ACTH」、副腎ホルモンの「コルチゾール」といったストレス物質も涙と一緒に体外に流れます。つまり、感情が高ぶって流れ出す涙には、ストレスの原因になる物質を排出する重要な役割があるのです。

な~んだ。泣いてもいいんだ。そう泣きたいときは自己表現と共にストレス発散 我慢するのやめましょう。