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抜毛症の悩みを解決するためのカウンセリングとは?原因と治療法

カウンセリングの人気Posted 2017.03.22
    抜毛症のカウンセリング

    抜毛症とは、毛髪や体毛を無性に引き抜きたくなり、やめたくても引き抜くことをやめることができない精神疾患です。抜毛癖ともいいます。頭髪を引き抜く症状の場合は、禿頭病ともいいます。
    抜毛の対象箇所は頭髪に限りませんが、頭髪や眉毛、まつ毛など服に覆われていない部分の毛を多く抜く傾向があります。
    抜毛症は、ムダ毛や白髪などの体の不要な毛を抜く場合とは異なり、健康な毛を何本も無理やり繰り返して引き抜く行為です。頭髪の一部が自然に抜け落ちてしまう、円形脱毛症とは異なります。

    抜毛症の原因

    抜毛症の明確な原因はなく、様々な要素が複合して起こるものとされます。
    ストレスや不安が原因であったり、神経細胞と脳の伝達に支障がある場合に起こるとする説もあります。
    抜毛のきっかけも様々で、生活の中でのストレスや緊張を軽減するために行ったり、退屈や不安をまぎらわすために行います。

    抜毛症の症状

    抜毛症は健康な毛を皮膚から無理やり引き抜くため、抜いた部分の皮膚が損傷して目立つ跡や傷になります。
    症状が重くなると、抜毛によって皮膚が激しく損傷しても、行為をやめることがでいなくなります。
    また、衝動に駆られると、いつでもどこでも抜毛をせずにはいられなくなる場合もあります。
    抜毛行為を見られて注意されると、行為を隠れて行うようになり、悪循環の原因となることもあります。
    抜いた毛をそのまま食べてしまう食毛症を合併している場合もあります。

    抜毛症の特徴

    抜毛症の患者は、毛を抜かずにいられない状態を恥ずかしく感じるのが一般的です。
    そのため、人目につかないところで密かに抜毛を行う傾向があります。毛が失われた皮膚の部分は、衣類や化粧品で隠そうとします。そのため、同居している家族が抜毛症に気付かない場合も多くあります。
    抜毛症の患者は、抜毛行為をやめたいと思うのが一般的です。そのため、実際に自分でも抜毛をやめたり、回数を減らそうと試みます。
    抜毛症は、抜毛を行う直前は、気まずさや緊張感があります。実際に抜毛を行っている最中や行為の直後は、緊張から解放されるような快感や開放感を得ます。そのことが、抜毛をやめることを難しくしています。
    抜毛してしばらく経つと快感や開放感は薄れていき、後悔の念や罪悪感などの嫌な感情が生じます。

    抜毛症の治療

    カウンセリングなどで抜毛症の治療を行う場合は、家族や周囲の人々の理解を得ることが重要です。
    抜毛症の患者は自分の症状を恥じていることが一般的なため、家族や周囲に抜毛症を注意されたり責められたりすると、行為を隠れて行うきっかけになったり、症状を悪化させる場合があるからです。
    抜毛症の治療法の一つとして、物事に対する捉え方とそれに基づく行動にアプローチする、認知行動療法があります。
    カウンセリングなどで認知行動療法を実施し、患者一人では気づきにくい認知の癖を気明確にし、行動の修正や抑制を目指します。
    ハビット・リバーサル訓練という方法もあります。これは問題となる行為とは逆の行動を意図的にしていくという手法で、抜毛症や吃音などの治療に用います。
    ハビット・リバーサル訓練は、普段は意識せずに行っていることに意識を向ける気づきの訓練、抜毛などの衝動が起きそうなときにそれとは逆の行動をとれるようにする対応反応訓練、家族や周囲のサポートを組み合わせて実施します。

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