相談=カウンセリング?相談とカウンセリングとの違いは?

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相談=カウンセリング?相談とカウンセリングとの違いは?

「何か困ったことや悩みがあったらどうする?」と尋ねると、「誰かに相談する」とほとんどの人は答えると思います。その悩みによって心が疲れ切ってしまったらどうするか?と考えた時、「カウンセリングを受ける」という人も多いと思います。しかしその勢いでカウンセリングを受けると、おそらく肩透かしを食って帰ってくるでしょう。それはなぜかというと、カウンセリング=相談ではないからです。

例えば「これってどうすればいいと思う?」と友人に相談した時、「〇〇すればいいんじゃないかな」と答えが返ってきたり、「〇〇とは思わない」と否定されることもあるでしょう。この時点でカウンセリングではありません。

いったいどういうことなのでしょうか・・・。今回は、相談とカウンセリングの根本的な違いについてお話していきます。

カウンセリングの基本定義

基本的に、カウンセラーはクライアント(来談者)に解決策のアドバイスはしない、というカウンセリング上のルールがあります。これは、カウンセリングにおいてクライアント自身が問題と向き合い、今起きている問題のみ解決するのではなく、実生活においても自分の身に起きた問題を自分自身で解決に導けるようにすることが、カウンセリングの一番の目標です。

問題解決方法は誰が知ってる?

困った時や悩んだ時に、他者に相談するのはなぜなのでしょうか・・・。それは問題の解決方法を知っているのは、自分にない経験をしている他人であると考えるからではないでしょうか。そして相談された方は、自身の経験から、背中を押したり反対意見を言ったりします。

しかし、カウンセリングの概念では、悩みの答えはクライアント自身の中にしかなく、クライアントにしかたどり着けないと考えます。だからこそ、クライアントのいう事をすべて聞き、一緒に悩みます。いわばカウンセラーは、クライアントが解決に向かう道中を照らす街灯のように、やさしく照らしながら、クライアントが次の一手を見つけるお手伝いをします。

コーチングとカウンセリングの違い

冒頭でもお話したように、カウンセリングと相談は、本質がそもそも違うものですが、一般的には、コーチングとカウンセリングも混同しているように見受けられます。

カウンセリングは、おそらく気分的な落ち込みや心の疲れという感情がマイナスの状態を、自力でゼロかプラスに持っていくよう手助けをする手法を言います。一方コーチングとは、人材開発の場面で、一人前に育て上げるときなどに用いられる表現ですが、このコーチングでは、精神状態がゼロの状態から上昇させるために行われる技法であり、精神状態が不安定なところでのコーチングは適しません。

最後に

心がツライ時、頭の中はぐちゃぐちゃで、何も考えられず、何かがドロッと頭の中を巡っているような気分になります。カウンセラーはその粘着力が増した頭と心の思いを浄化する事が本来の役割です。何かの相談に乗ってほしくてカウンセリングを受けた場合、「このカウンセラーは何もしてくれない」と思うかもしれず、今自分自身が何をしてほしいのかによって、相談を友人にするか、カウンセラーに話を聴いてもらうかが決まりますので、自分の状態を分析してから、どの方法で現状打破するか、よく考えましょう。

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