眠れないと言って精神科で処方されたお薬って癖になるの?

カウンセリングと眠気

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眠れないと言って精神科で処方されたお薬って癖になるの?

眠れない辛さ、どうしたらいいの?

眠りの悩みとして「なかなか、眠れない」「夜中に目が覚めて、それ以上は眠れない」「よく眠った感じがしない」という状態がよく見られます。これは「入眠障害」といって、床につき眠ろうと思っても、なかなか眠りに就くことができないいわゆる寝つきが悪い。30分~1時間以上寝付けないことが多いことです。

不眠症とは?

不眠症の多くは主に、「入眠障害」「中途覚醒」「早期覚醒」があります。不眠の症状が一つ又は複数見られ、日中の眠気ややだるさがある方は不眠症かもしれません。不眠の症状が生活や仕事に影響していると感じながら、不眠の悩みをあきらめたり、放置したりしてはいませんか?眠りの質の低下は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病との関連が指摘されているのをご存じでしたか?また、不眠の症状が長く続くと、うつ病になるリスクが高くなる、うつ病の患者の大半で不眠症を併発している、といった研究報告もあります。嗣明に関する正しい知識をを持って、不眠の解消を目指すことが、大切です。

まずは生活習慣病の改善を

不眠の辛さは、本人しかわかりません。辛いと感じていても「そういうものだ」「年のせいだから」「眠る時間が無いから朝まで起きている」「全く眠れてないわけじゃないから、深く考えないことしよう」「病院に行っても薬に依存してやめられなくなるから、不安」などと、「眠れない」という悩みをそのままにしていると、心にも影響します。仕事でミスをしたとします。「あ~昨日あんまり熟睡してないからだ」と安易に考えていると、「眠れない」ことに無関心になってしまいます。まずは生活習慣病を見なおすことが必要です。

不眠の対処法

・適度の運動は必要ですね。体を動かすとそれだけ使った体に何が必要か、脳は判断します。眠たいのに、眠るために本を読む、とかベッドに入ってゲーム等に夢中になると、交感神経はそれに応じて敏感に脳の処理をしなければと、「眠れない状態」を作ってしまいます。まず「寝る」ことに集中してみましょう。寝ないから時計を何度も見て、「もう夜中の2時、今から眠っていたら仕事に遅刻するから寝ないでおこう」とそのまま起きて仕事中、ボーっとしているなんてことはありませんか?まずは寝ることに集中する環境を自ら作ることが大事です。照明を程よく暗くし、温度も大切ですね。その時期にあった心地よい感覚でゆっくりと眠れる雰囲気づくりをこころがけましょう。夕食以降のカフェイン飲料(コーヒー、紅茶、緑茶など)の摂取は刺激物となり、また利尿効果もあるので、途中覚醒しないためにも避けた方が良いでしょう。眠りはレム嗣明とノンレム睡眠に分かれます。短時間でもよく寝れたと感じるのはどのくらい深い眠りがあったかの違いによります。

睡眠不足とうつの関係

睡眠不足はうつ病と非常に深くかかわってきます。特に朝、早く眼が覚める場合、単に睡眠不足になるだけでく、起きてから行動を始めるまでの間ずっと「何で眠れなかったんだろう」と自分を責めたり、悲観的な考えが頭から離れず気分が、滅入ってしまい、うつ病の悪化につながりがりがちです。「ぐっすり眠れた」という実感を得て生活の質の向上させるためにも抗うつ剤とともに睡眠薬、又は睡眠導入剤を服用することは効果があるとされています。睡眠はただ寝ればいいとことではなく、「質の良い睡眠を得る」と考えるのがよいでしょう。

悩んでいたら早めの受診を!

眠れないから精神科なんて!というかたもいらっしゃると思いますが、そんなに重く考なくてもいいとおもいます。実際、睡眠障害で悩んでいるかかたが増加しているのに、対し「睡眠外来」「不眠症外来」と看板を掲げている精神科も多い訳ですから、このストレス社会に、自分ひとりで治すのではなく、きちんとした知識や指導をしてくれる精神科医の受診をお勧めします。眠り方について先述したように、必ず、「不眠」のタイプを聞かれると思います。恥ずかしがらず。自分の症状をはっきりと伝え、その症状に応じた薬を処方してくれるでしょう。なのでただ眠れないという訴えだけでは医者も判断しにくいので「途中でおきてしまう」とか「寝つきが悪い」と言えばその状況にあわせたお薬を処方してくれると思います。初めは軽いお薬から試されるでしょう(マイスリー、エチゾラムなど)。それでも改善しない場合は「眠りの深さに重点を置く」という形で、初めに処方された薬よりやや効果の強いお薬を処方されるでしょう。代表的なのはレンドルミン。ベルソムラといった薬ですね。それでも、聞かないという方はうつ病と併薬されるアモキサン、クエチアピンなどが処方される場合があるので、まずは「薬なんて」と思わず飲んで「質の良い睡眠」ができることを目標に。しかし、これらの薬は睡眠を促すことを、目的とするため、アルコールとの併用は禁止です。アルコールと併用したことで、交通事故をおこしてしまった例も報告されています。お薬を飲んでよりよい眠りが得られてきたら、お薬の量を減らします。どのように減らしていくかは、医師とよく相談して決めます。自己判断で減らしたり中止したりすると、「眠れない」状態が再びもどってくるのは、心理的にも憂鬱になります。必ず医師と相談の上治療を進めていきましょう。

薬を使うのは、あくまで選択肢の一つです。自分に合った治療法は何か、医師に希望や不安をきちんと伝えると同時に生活環境を整えることが大切です。