初心者に知っておいて欲しいカウンセリングには辛い面もあるということ

カウンセリングと防衛機制

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初心者に知っておいて欲しいカウンセリングには辛い面もあるということ

カウンセリングというと、一般的に気持ちが楽になるというイメージがあるのではないでしょうか。
カウンセリングについて、どうしてもいいい意味の方ばかりが一般的に知られているのが現状です。
しかし、その反面、カウンセリングには辛い面もあります。そのため、楽になることばかりを考えて
カウンセリングを受けると、がっかりしてしまうことになるかもしれません。そうならないためにも、
そのことを知った上で、カウンセリングを受けるかどうかを決めてほしいと思います。
そのため本記事は、
・これからカウンセリングを受けようと思っている方
・現在カウンセリングを受けていて辛いと感じている方
に役立つ記事となっています。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。

カウンセリングを受けると辛くなることがある

カウンセリングの全てが辛いということではありませんが、カウンセリングを受けていくうちに辛くな
ってしまうことはあります。なぜなら、話をしていくうちに自分自身の認めたくない部分に直面しなけ
ればならない時がくるからです。今まではそれに直面するのが辛いので、見ないふりをしたり、感じな
いふりをしていたのかもしれません。そうすることで自分の心を守ろうとしてさまざまな防衛機制を働
かせて生き延びたきたのでしょう。しかし、この自分自身の認めたくない部分に真摯に向き合わなけれ
ば問題は解決しません。ですから、そういったものにカウンセラーと共に向き合い、整理していくこと
が大事なのです。また、こうした辛いことをしていく訳ですから症状が悪化するということももちろん
考えられます。ですが、これも問題を解決するためには必要なプロセスです。問題を解決するためには、楽な道ばかりではなく険しい道も通らなければいけないのです。しかし、もしあなたが真剣に険しい道を超えるならば、険しい道を超えたからこその喜びも大きいので、悪い面だけではないのも事実です。

クライアントが辛さを自分で抱えられるようになるためにカウンセラーがすること

クライアントが自分の辛さに直面していくプロセスの中で、カウンセラーはクライアントの辛さを受け入れることの苦痛に共感していきます。誰かが共感してくれるとクライアントはより自分の辛さに真摯に向き合うことができるようになるためです。また、カウンセラーの援助方法の一つにコンテイン・コンテイナーという方法があります。これは、クライアントの抱えきれない辛さをカウンセラーが一時的に引き受け、クライアントが抱えやすいように形を変えて再度クライアントに返すという方法です。この方法により、自分の抱えている辛さを客観視することができ、自分の抱えている辛さとの距離をとれるようになります。その結果、自分の抱えている辛さを冷静に見ることができるようになり、問題を解決するためにはどうすればいいかという建設的な考えをすることができるようになります。そのため、このような援助方法が、クライアントが自分の辛さに直面する時に重要になってきます。また、クライアントの自己成長に大きな影響を与えるので、コンテイン・コンテイナーはカウンセリングに欠かせない援助法ともいえるでしょう。