カウンセリングの効果

カウンセリングの効果

そもそものカウンセリングの役割とは?

悩みや自分では解決できない大きな問題に衝突したとき、カウンセリングを利用する人もいるでしょう。
ではそもそも、カウンセリングにはどのような効果があるのでしょうか。

その①話すことで安心する

自分で抱えきれない悩みは、誰かに相談するなり、はなしてみるなりすると楽になるものです。友人や家族、恋人に相談する人もいると思いますが、必ずしも相談できる環境にあるわけではありません。
そのような場合に、カウンセラーに話をすることで自分自身の中で安心でき、かつ自分のおかれている立場や環境を整理するきっかけにもなります。
また、話を聞いてもらえる、と言うことは承認欲求を満たすことにもつながります。

その②自らを見つめなおすきっかけになる場合もある

ストレスで心身ともに参ってしまっていると、ついつい周りの環境のせいにしたり、誰かに責任を押し付けたくなったりするものです。カウンセリングでは自ら「話す」ことが主体になりますので、話しているうちに自分自身に対して気づきを得る機会が訪れることがあります。そうなると、問題の解決に向けて何を行っていけばいいのかが明確になります。
進むべき道が明らかになるだけで、モチベーションも変わって前向きになれることもあります。

その③コミュニケーションをとることで問題改善

心が疲れていると、つい引きこもりがちになったり、言葉数が少なくなったりします。ため込んでいてもいいことはないのです。カウンセラー相手に話をしたり、会話をすることでコミュニケーションが発生し、孤独や閉塞感から逃れることができる場合があります。

その④過去の失敗と今の失敗を比較して改善する

カウンセリングを行うことで、今までの行動の振り返りを行うことができます。過去の話や今悩んでいることに対して、繰り返し同じ失敗をしている場合もあります。

例えば、恋人との関係で悩んでカウンセリングを受けたとします。今まで何度か恋人を持つ機会がありましたが、いつも相手に「重たい」と言われて別れを告げられてしまいます。これは、何が原因なのでしょうか?

この場合、相手に依存していたり、必要以上に期待していたりすることが原因かもしれません。しかし、繰り返し同じような結果になっている場合、本人に自覚がない場合がほとんどです。
この無自覚をしっかり認識し、改善へ向かっていくことがカウンセリングの目的でもあります。

そもそもストレスを溜めないようにするには

カウンセリングに対してあまりポジティブなイメージを持たない場合は自分自身で生活習慣などを改善することで、ストレスをためにくい状態にすることも可能です。

思い込みの心理を使う

「病は気から」と言う言葉もあるように、思い込みの力とは実はとてもすごいものです。ストレスや悩みはパフォーマンスの向上に役立ち、健康と成長を促すと思い込むことで、結果的にストレスをためにくい体質になることも可能です。

マインドセットを整える

マインドセットとは、その人の現実を形作る考え方のことを指します。ストレスに対してどのようなマインドセットを持っているかによって、幸福度や満足度が変化します。つまり、考え方次第でストレスはどうにでもなる、と言う考えです。
逆境を恐れる人と、逆境は成長のチャンスととらえる人とでは成長の速度や感じるストレスも変化します。

ビタミンB12と自律訓練法

過度なストレスは自律神経の乱れや体調不良を引き起こす原因にもなります。
自律神経を整えるには、ビタミンB12を含む食品を積極的に摂取すると効果出来です。ビタミンB12は、卵、チーズ、シジミやアサリなどの貝類、海苔、レバーなどに多く含まれています。ビタミンB12が欠乏すると、イライラや集中力の欠如につながります。

自律訓練法とは

自律訓練法とは、自己催眠療法のことで、心からの働きかけで心身の健康とバランス調整を促す手法です。実際に、自律神経失調症などの治療でも使われます。

自律訓練法のやり方

横になり、全身の力を抜きます。
目を閉じで、腹式呼吸をします。

自律訓練法のやり方

頭痛や眼精疲労を改善する

頭痛、肩こり、目の疲れなどはパフォーマンスの低下やストレスにつながります。
パソコンなどを20分見たら、20秒間遠くを見つめるようにすると眼精疲労に効果的です。
また、眼球を動かすことも疲労の回復に効果的です。
人差し指を目の高さに出し、ゆっくり左右に動かしながら目で追います。その際、顔は動かさないようにします。左→右、右上→左下、左下→右下、を各3往復ずつ行います。

自律神経 目の体操

ゆっくり動かすようにします。
目を動かすことで脳が活性化し、機能改善に効果的です。集中力が切れた場合などに行うと効果的です。