カウンセリングでよくみられる防衛機制9つ

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カウンセリングでよくみられる防衛機制9つ

私達は、痛みや苦しみから無意識的に心で自分を守ろうとする働きを持っています。それを防衛機制といいます。この防衛機制は、日常のみならずカウンセリングでも現れます。そこで本記事では、カウンセリングでもみられる主な防衛機制9つをご紹介します。本記事は、これからカウンセリングを受けようと思っている方、悩んでいる方に役立つ記事となっています。また、これらの防衛機制を学ぶと自分の心を理解するのに大変役立ちます。この学びを活かせば、自分の心を冷静に観察することができるようになるため、あなたの日常生活が豊かになります。

抑圧

抑圧とは、過去にあった受け入れるのが辛い苦痛な体験や、その時に感じた心の傷を無意識に閉じ込めて心を安定させることです。閉じ込めてるわけですから、心の傷は癒えていないのです。

例:虐待された体験、その時の怒りや悲しみを感じない。

退行

退行とは、現在の年齢よりも幼い年齢の段階で行う行動に逆戻りすることです。

例:妹が生まれて、おねしょをする。

置き換え(代償)

置き換え(代償)とは、本当の気持ちが叶わないとき、その気持ちを別のものに置き換えることで満足することです。

例:本当はラーメンが食べたかったけど、うどんで我慢する。

反動形成

反動形成とは、自分では認めたくない感情や衝動が起こった時に、なかったことにしようと無意識に押し込めて、意識ではそれと真逆の行動をとることです。

例:好きな子をわざといじめる。
母への怒りを無意識に抑圧し、母に大きく感謝し、尊敬する。

5.合理化

合理化とは、自分の気持ちが叶わなかった時、自分のプライドを守るためにもっともらしい理由をつけて自分を正当化しようとすることです。

例:告白して振られた時に、あの人は私と付き合えるような相手じゃないと考える。

投影

投影とは、自分がある人物に対して抱いている負の感情を他の人に映し出して、その人が自分に対してそれを抱いていると思うこと、自分の中にある認めたくない感情を、他人に押し付けて責任転嫁することです。
例:自分が相手を嫌っているのに、相手が自分を嫌っていると思う。
試験に落ちたのを、採点方法のせいにする。

補償

補償とは、自分の劣等感を、他の特技を伸ばしてカバーすることです。

例:勉強ができないので、得意の野球でカバーする

逃避

目の前の不安や、やらなければいけないことから、空想の世界に入ったり病気になるなどして逃げ出すことです。

例:宿題があるのに友達の家に遊びに行く。
運動会当日の朝、お腹が痛くなる。

同一化(同一視)

叶わない夢を持つ自分と、その夢を叶えている他人を重ね合わせ、自分のことのように思うことです。

例:憧れのアイドルになりきる。
憧れの野球選手と同じ格好をする。

いかがでしたでしょうか。普段の自分の心を振り返ると、思い当たる防衛機制があったのではないでしょうか。防衛機制は誰でも持っているものです。ですから、あなただけが特別持っているわけではないので安心してください。本記事で学んだことによる気づきを活かして、あなたの人生を豊かにしていきましょう。日常でこれらの学びを活かしていけば、よりよく生きるための土台を作っていくことができます。