カウンセリング電話相談のデメリット3つ

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カウンセリング電話相談のデメリット3つ

対面でのカウンセリングができない場合、電話相談のカウンセリングも視野に入れる必要があります。電話相談のカウンセリングは、場所や時間を気にせず受けることができる、普通のカウンセリングに比べて安価や無料で受けられるところが多い、切りたいときは切っていいと表記されているものがあって比較的気を使わなくて済むなど、対面のカウンセリングにくらべて気軽に受けることができるというメリットがあります。この話だけを聞くと、どのケースも電話相談のカウンセリングを受けるだけでいいような気がしてきますが、デメリットも存在します。ここでは電話相談のカウンセリングのデメリットを3つにまとめました。電話相談のカウンセリングを考えているという人は、参考にしてみてください。

カウンセリングの目次

言いたいことが伝わらない可能性がある

電話でのカウンセリングの場合、普通のカウンセリングに比べて言いたいことが伝わらない可能性があります。というのも、カウンセラー側が、クライエントが何を言いたいのか、クライエントがどのような状態なのか把握することが難しいからです。対面でのカウンセリングの場合、声だけでなく、服装や視線、体の動きなど様々な情報を得ることができます。必要によって検査をすることも可能です。電話でのカウンセリングの場合、ほとんど声に頼ることになり、適切なアセスメントをすることが難しくなります。ビデオ通話なら相手の姿を見ることはできますが、画面越しの相手の様子を把握することは、予想以上に難しいものです。

自分自身が無意識に自分を良く見せようと電話で振舞う可能性もあり、自分で気づかないうちに言いたいことが伝わらないようにしてしまうということもあります。対面で何度も会って話すことでカウンセラーはその辺りも読み取ることができますが、電話だと適切に判断することは難しいです。

自分の言いたいことをわかってもらえない気がして、不満がたまってしまうということも起こりえます。対面でのカウンセリングでもこのようなことは起こりますが、電話相談のカウンセリングの方が、その確率が上がると考えられます。

カウンセラーの質を見極める必要がある

電話相談のカウンセリングは、カウンセラーにとっても始めやすいものであります。そのため、あまり実績がないカウンセラーがやっているところも多いです。ボランティアのような人がやっている場所もあるため、カウンセラーの質がどのレベルで確保されているのかわかりにくいです。未熟なカウンセラーに当たる可能性が高まるというデメリットがあるわけです。

好きなカウンセラーを継続できないことがある

無料の電話相談カウンセリングでよくあるのが、好きなカウンセラーで継続してカウンセリングを受けることができないということです。全国各地からの電話を多くの相談員で順番に受け取っているため、前回と同じ人と話すということができないのです。そのため、継続してカウンセリングを行うということが不可能になってしまいます。相手を指名できるようなシステムになっているのかどうか、事前に確認する必要があります。

デメリットをわかったうえで電話相談を

電話相談のカウンセリングはデメリットが存在します。利用するときは、デメリットがあるということをわかったうえで利用するようにしましょう。電話相談のカウンセリングで足りないと思ったときは、対面でのカウンセリングを受けることをおすすめします。