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双極性障害とは?原因とカウンセリングによる治療

カウンセリングの人気Posted 2017.04.06
    双極性障害のカウンセリング治療

    双極性障害は、気分の障害を基本的な症状とする精神障害です。
    気分がどん底まで落ち込むようなうつ状態と、気分が激しく高揚する躁状態を繰り返します。躁うつ病ともいいます。
    うつ状態に落ち込む点ではうつ病と共通点がありますが、うつ状態とは逆の兆候を示す躁状態がある点で異なります。
    うつ状態と躁状態の二種類の状態を周期的に繰り返すのが症状の特徴です。

    双極性障害の原因

    双極性障害の原因は厳密には特定されていません。遺伝、ストレス、病前性格などのいくつかの要素が、原因に影響を与えるものとして考えられます。
    遺伝は双極性障害の大きな要因の一つと考えられています。
    親の片方が双極性障害であった場合に子供が発症する確率は25%で、両親が双極性障害であった場合、子供が発祥する確率は半分以上であるとのデータがあります。
    ストレスと双極性障害の関係としては、大きなストレスを受け続けることで脳神経が何らかの障害を受け、それによって双極性障害が発症する要因となる可能性が示唆されています。
    病前性格とは、病気になる以前に本人が有していた元々の性格のことです。
    代表的な病前性格としては、循環気質があります。これはドイツの精神科医であるクレッチマーが提唱したものです。
    循環気質は、爽快で高揚した気分と憂うつで悲しい気分の間を、感情が循環しするように揺れ動くのが特徴です。

    双極性障害の種類

    双極性障害には、うつ状態と激しい躁状態を繰り返す双極I型障害と、うつ状態と軽い躁状態を繰り返す双極II型障害の二種類があります。
    双極I型障害は、うつ状態と躁状態を症状のない期間を挟みながら繰り返すのが一般的です。
    また、うつ状態と躁状態の症状が混ざったようになる混合状態が生じることもあります。
    双極II型障害は躁状態が軽いため、本人や家族が躁状態を見過ごしている場合が多く、うつ病であると捉えられている場合も多くあります。
    うつ状態から躁状態になる周期は比較的早く、一晩で切り替わることもあります。また、特定の季節に症状を繰り返す場合もあります。
    1年のうちに4回以上うつ状態と躁状態が切り替わるものは急速交代型といいます。

    双極性障害の治療

    双極性障害の治療としては、薬物治療を主軸とするのが一般的です。
    薬としては、リチウムなどの気分を安定させる薬を用います。それと併用する形で、カウンセリングや心理療法でのアプローチを行います。
    双極性障害の場合に抗うつ薬を服用すると、症状が悪化する場合もあるため、双極性障害であると周囲が気付きにくい双極II型障害の場合は特に注意が必要です。

    双極性障害とカウンセリング

    双極性障害に対してカウンセリングの観点からアプローチする場合は、双極性障害自体よりも、症状に関係する生活習慣の改善や、他の合併症の改善を主な目的とする場合が多いです。
    カウンセリングによって感情をコントロールすることが難しいことから生じる日常生活の問題を改善したり、依存症や摂食障害など、双極性障害の合併症として生じることが多い症状の改善を図ります。
    また、双極性障害は薬物療法と認知行動療法を併用することが効果的なため、カウンセリングにおいても認知行動療法を視野に入れたアプローチが有効です。

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