本記事では、カウンセリングをするにあたり、カウンセラーがどのよな技法でクライアントの話を聞いているのかを分かりやすく説明していきます。これからカウンセリングを受けようと思ってるけど、どんな感じなのかイメージがつかないという人におすすめの記事となっています。
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カウンセリングの目次
受容
受容とは、カウンセラーの価値観ではなく、クライアントの価値観で世界をみることです。ですから、カウンセラーの価値観に左右されることなくクライアントのありのままを受け入れるということです。この技法はカウンセリングで一番使われているほど、大切です。クライアントは受容されることでカウンセラーを受け入れ、カウンセリングの内容が深まるからです。
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繰り返し
繰り返しとは、クライアントが話したことを繰り返し、来談者の自問自答を促すことです。カウンセリングの場では、クライアントが結局何を話したいのか分からなくなってしまう時があります。そのような何が言いたいのかはっきりせず、カウンセリングの流れが悪くなった時に、「あなたのいうことはこういうことですか?」と問いかけます。繰り返しがうまくいくと、来談者は分かってもらえたと思います。
明確化
カウンセリングでの支持とは、来談者が話した言葉を肯定的な言葉で返してあげることです。例えば、カウンセラーが来談者に「私もそうだと思う。」などという技法です。肯定的な言葉で返すことにより、クライアントは次第に心を開いてくれるようになり、カウンセラーとクライアントの間の信頼関係構築にこれは欠かせません。この技法を使うことで、クライアン
〇閉じられた質問 閉じられた質問とは、「はい」か「いいえ」で答えられる
質問です。クライアントにとって答えやすいので、話が広がりません。
明確化とは、クライアントがまだ話していないが、来談者自身が既に気づいていることをカウンセラーが言葉にしてあげることです。例えば、クライアントが「私、変わりたくない。」と言っているとしましょう。しかし、一方でクライアントは「変わりたい。」という思いも抱いている。その場合、カウンセラーは、「変わりたくないと思う一方で、変わりたいと思っているようだけど、どうですか。」と言ってあげます。そのことにより、クライアントの内面で気づきが生まれるのです。
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支持
トの自己受容が促されます。
質問
カウンセリングでの質問には、以下の2つあります。
〇開かれた質問 開かれた質問とは、「どう思うか?」、「どうしたいのか?」といった、クライアントが考えなければならない質問です。クライアントの負担になってしまう場合もありますが、話が広がり、カウンセリングの内容が濃いものとなります。また、これはクライアントの内側で気づきが芽生えることが狙いでもあります。
そしてカウンセリングでは、開かれた質問を重視します。このような質問には、以下のような効果があります。
〇カウンセラーの受け取り方と、クライアントの考えに違いがないかを確認できる
〇クライアントの新たな気づきを促すことができる
このようなことにより、クライアントの成長にとって有意義なカウンセリングの内容
になっていきます。